免疫抑制剤

免疫抑制薬は、体内に侵入する有害物質を排除しようとして起こる免疫反応や炎症反応が過剰だった場合、その反応を抑える薬です。
多くの免疫抑制剤に共通する副作用として、免疫力が低下しすぎるために感染症にかかりやすくなることが挙げられます。
日頃から手洗い、うがい、人混みを避けるなどの感染症対策を心がける必要があります。また、免疫抑制剤を内服している際は生ワクチンによる予防接種ができないなど、使用できない薬剤があることがありますので、使用状況について主治医の先生・薬剤師と患者様の間で情報を共有しておくことが大切です。

ポイント

患者様へ
免疫抑制剤は自己免疫疾患や移植後の拒絶反応を防ぐため等に使われますが、感染症やがんリスクを高める可能性もあります。服用は医師の指示通りに行い、副作用や健康状態の変化に注意しましょう。定期的な医師の診察を受け、手洗いなど感染予防措置を講じることが大切です。
薬局/薬剤師様へ
免疫抑制剤を扱う薬剤師は、副作用の監視や薬物相互作用の確認、服用スケジュールの管理に注意する必要があります。感染リスクや副作用に対する注意喚起、正確な薬の使用方法の指導、他の薬との相互作用のチェック、厳格な服用スケジュールの維持を支援し、最新の情報に基づいたアドバイスを提供することが求められます。

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