セカンドオピニオン
何らかの病気にかかった際に、自分にとって納得のいく処置や治療法を選ぶことができるように、現在自分を診療している医師とは別の医師に第2の意見を求めることを指します。例えば、治療法の選択肢がいくつかあり決められない時や他に治療法はないかと考えている時などにセカンドオピニオンを受けることが多いでしょう。
セカンドオピニオンは治療行為ではなく「相談」となるため、公的医療保険は適用されず自費診療となります。
ポイント
- 患者様へ
- セカンドオピニオンを受ける時に大切なことは、「診断内容や治療方針に対して、一体どこに疑問を感じているのか？」と、まず自分でしっかり要件を整理することです。それから、検査の提供を受けるために主治医の承認を受けなければいけません。良好な関係とコミュニケーションが必要ですが、治療方針などに選択の幅が広がる可能性が高まるという大きなメリットがあります。
費用については「自由診療」となり全額自己負担になりますので、病院を探される場合は費用についても併せて確認しておくと安心です。また、患者様御本人が入院中の場合などであれば、本人の同意のもと家族のみでの代理受診ができることもあります。
- 薬局/薬剤師様へ
- 薬剤師が患者様にセカンドオピニオンを直接行うことはありませんが、セカンドオピニオンによって変更された治療計画における薬物療法に関する重要なアドバイスやサポートなど、薬剤師ならではの役割を全うできます。
